
突然だけど、いろはちゃんって毎年確定申告はやってる?

今年はじめて挑戦したけど大変だったわ。
数字見るだけで頭痛がするし、もうやりたくない~。

確かに面倒くさいよね。
もうちょっと利益出るようになったら、税理士に任せちゃったほうがいいよ。

うん、そうするつもり~。
数字だらけなの、本当うんざりしちゃうから。

私も含めてだけど、女性って数字やデータが嫌いな人多いし、こだわりもないじゃない?

そうね。
ネットを見てても、グラフとか表とか、数字だらけのサイトには興味ないかな。

一般的に男性は数字やデータが好きで、女性は見ただけで抵抗を感じちゃう人が多いの。
だから男性には、グラフや表だらけでもウケは良かったりするんだけどね。

なるほどね~。

つまり、私たちが女性向けの商品やサービスを売る時には…
数字ばっかりのサイトや記事にならないよう、気をつけなくちゃいけないってこと。

だね。よしっ一切数字は使わず、言葉で勝負だ!

あ、待って!
女性は数字だらけの「お堅い」のが嫌いなだけであって…
数字やデータは有効的に使えば、逆に女性の買いたい気持ちを引き出すこともできるのよ。

そうなの?
でも、どんなふうに数字を使えば良いか、微妙な加減がむずかしそう…

大丈夫!
これから詳しく説明するから、すぐにコツをつかめるようになるよ。
女性が数字やデータを気にしない&苦手は誤解だった

さっき、女性は数字に抵抗ある人が多いって言ったけど…
だからといって「データや数字を一切受け入れない」ってわけではないでしょ?

うん。
化粧品買うときも、アットコスメの星評価やランキングは、なんだかんだチェックするし…
ダイエットグッズを買う時は、効果のグラフとかも見ちゃう。

だよね。
要するに、男性にとっての数字と、女性にとっての数字の「重み」が違うのよ。

そうなんだ。じゃあ男性にとっての数字って?

男性はスペック重視・女性はイメージ重視は勘違い?でも話したけど…
男性にとっての数字は、性能や実力、実績の証明や証拠みたいな感じ。

…めちゃめちゃ重いんだね。

例えば2台のスマホがあったら、価格、バッテリーの連続待ち受け時間、画素数など、とにかく数字で比べるの。
それで良いほう…つまり実力があるほうを「論理的に納得」して買うみたいな。

あぁ、わかる!
うちの旦那も、家電のカタログの比較表とか見るの大好きだから。

男性は女性よりも、買い物に対して失敗や後悔をしたくない意識が強いの。
だから、まずデータとしてはっきりしている数字を見比べて…
「こっちのほうが確実に優秀で、人気もあるだろ」と思うほうを買いたくなるんだよね。

ある意味、女性よりミーハーだね。

それ対して女性にとっての数字は…
直感的に「良いな」「欲しいな」と思った気持ちを後押ししてくれる、参考材料って感じかな。

それは間違いないね。
私も、最初に「いいな」と思ったものがあって…
その次に値段や評価などの数字を見てから、買うかどうかを決めるもんね。

そうなの。
だから女性にとっては、数字って二の次なんだよね。

まとめると…
女性が数字やデータを「気にしない」「苦手」というのは、間違い。
数字をまったく気にしないわけじゃないけど、重要視はしないってこと。

女性と男性は、数字に対する重みも、欲しい商品に対して響くポイントも違うんだね。

その通り!次はその「響くポイント」についての話を、もう少し掘り下げていくね。
女性に数字が「響かない」というのもウソ

女性にとっての数字は、あくまでも参考材料で間違いないんだけど…
だからといって、女性に数字をバーンって見せてまったく響かないかというと、それも違うのよね。

…というと?

例えば、洋服やコスメなんかは、商品そのもののデザインや色を見て「いいな」「欲しいな」って思うじゃない?
だから数字は、あくまでも参考材料という立ち位置なんだけど…

うんうん。

初めて見るサプリとか美容グッズとかなら、数字やデータがないと情報が何もわからないよね?

確かに、さすがにサプリは色やデザインで決めないもんね。
「効果のあるなし」「欲しい欲しくない」は、データや評価からしか判断するしかないと思う。

だから、デザインに左右されない商品やサービスに関しては…
女性も数字やデータを素直に受け入れるし、数字で心が動かされることもあるよってこと。

なるほどね。
ただ、数字やデータもわかりやすくまとめてくれてたら、見やすくて嬉しいんだけど〜。

おっ、良いこと言う!
「わかりやすくまとめてある数字やデータ」←これ超重要だよ。
じゃないと、すんなり女性の心に響かないし、「買いたい」と思ってもらえないからね。

やった、ほめられた!

さっきも言ったけど女性と男性にとっての数字は、重みや意味合いが違うの。
男性は「数字重視」だから、より細かいデータや数字があると、確かな判断材料が増えて安心するの。

うぇ~っ、私はイヤだな~。
数字だらけの資料なんて見たくないよ!

わかる、見る気なくすよね(笑)
だから女性には「10㎏痩せた!」「レモン2000個分のビタミンC」みたいな単純な数字。
もしくは、一目でわかる円グラフや折れ線グラフでデータを見せたほうが安心するんだよ。

確かにそれくらいなら分かりやすくて、ちゃんと頭に入ってくるわ。

でしょ?
最初に話した「数字やデータも有効的に使えば、女性の買いたい気持ちを引き出せる」ってのは、そういうこと。

そっか。つながった!
じゃあ私が販売するのも主に「サービス」になるから、簡単な数字やデータで見せたほうが効果ありそうだね。

そうだね!
- これまで、30代女性○○人が利用しています。
- このサービスを利用した人の○○%が悩みを解決できました。
などのように、パッと見で理解してもらえるような数字を見せるといいよ。
女性は客観的に正しい選択よりも自分にピッタリな選択をしたい生き物

それにしても、男性と女性で売り方(数字の見せ方)を変える必要があるなんて知らなかったなぁ…

不思議だよね。でも男性と女性で求めているものも売り方も180度異なるでも話したように…
男性は、周りからどう思われるかを気にするから、常に客観的に見ても正しい選択をしたいの。

その感覚、私にはあまりないかも。

そう。
女性は男性ほど、周りの意見や考え、どう思われるかを気にしないからね。

客観的に見たら「正しくない」ほうも選んじゃう可能性が、女性にはある…と(笑)

うむ(笑)
でもね、例え客観的には正しくなくても「自分にもできそう」「今の自分にピッタリ」な商品を納得して買うから、満足度は高いのよ。

わかる〜!
だから買い物ってストレス発散になるんだよね♪

まさにそれ!
じゃあ客観的に見れば正しいものでも、自分の価値観とズレてたり違和感のある商品だったら…?

テンション下がる…
そんなのにお金を出して買うなんて、逆にストレスだよ〜。

自分に合わないものは買わないよね。
つまり基本的に多くの女性が…
客観的に正しい選択よりも「自分にピッタリ」と納得できることを大切にしているってことなんだよ。

確かにそうかも。
ダメ男と付き合う女性も、まさにそんな感じだよね。
「周りになんと言われようと、自分が好きだからこの人と一緒にいる!」みたいな。

的は射てるけど、ずいぶんぶっ飛んだね。
それ、いろはちゃんの過去の恋愛経験?

ヒミツ〜!

今度教えてもらお(笑)
…ってなわけで、女性は自分の「好き」や「相性」を優先したい生き物なのです。
これが男性との大きな違いかな?

オッケー!ここまでバッチリだよ。

良かった〜。
そして女性は買い物や決断する場面で、「自分の気持ちを誰かに後押ししてもらいたい」って感じている人が多いんだ。

私もそうかも…
「好き!」「欲しい!」「突っ走りたい!」って思うけど、実際はあれこれ考えて突っ走れないタイプ。

だよね。
だから「欲しいな」と思っても「これで確実に良い変化が手に入る」と自信が持てなければ、結局買うまでいかないことも多くない?

そうなのよ〜。

そんな女性たちを後押しする材料として有効なのが数字やデータ。
まぁ女性に限らずだけど、人の心理っていうのは最後には誰かに背中を押してもらいたいものだからね。

私が化粧品を買う時に評価をチェックするのも、無意識に背中を押してもらいたかったのね。

そういうこと。
数字やデータなどの情報をもとに、「自分にもできそう」「今の自分にピッタリ」と判断できて、はじめて購入にたどり着くのよ。

欲しい気持ちを後押しして、買ってもらうために数字を使う。
そしてただ数字を並べるんじゃなく…
わかりやすく効果的に数字を使うのが、女性のお客さま攻略法ね。

大正解〜!
数字は女性の直感的な「良いな」「欲しい」を後押しするスパイス
- 女性は男性よりも数字が嫌いでこだわりもない
- 男性は数字を重要視して商品を購入する
- 女性は数字よりも、欲しい気持ちを優先する
- 女性にとっての数字は「欲しい気持ち」を後押しする参考材料
- 女性も見た目で判断できないものに関しては、数字やデータを必要とする
- 女性には、一目でわかる数字やデータが響きやすい

今日の話もかなりタメになったよ〜。
数字の「重み」に対する男女の違いや、女性が買い物する時の心理状態もわかったし。

それなら良かった。
今回話した「身近な数字を使って後押しすること」ってのは、実は女性向けのマーケティングでは重要ポイントなの。

そうだったんだ。

「女性には数字が響かない」と決めつけて、数字を避けている人も多いからね。

それはもったいないね。

でしょ?
だからこれからは避けるのではなく…
数字は女性のお客さまの「良いな」「欲しいな」と思う気持ちを後押しするスパイスだと思って、数字を上手に使っていこうよ。

うん!
嫌いだった数字、ちょこっと好きになれそうかも。
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