
もうダイエット、やーめた!

え?いきなりどうしたの?

腹筋マシンを買ったんだけど、やっぱり私には無理だわ。続かなそう。

そうだったのね…

よく考えたら、腹筋がキツイことくらいわかってたのに「テレビを見ながらでOK!1日たった10分で美くびれゲット」の売り文句につられちゃったのよね。

確かに、簡単に痩せられるダイエットなんてないよね。
私もいっぱいダイエットグッズを試して、いっぱい失敗してきたなー。

よこちゃんも仲間だったかぁ…
いっそのこと「1日10分めちゃキツイけど、頑張って続ければ痩せます」って、本当のことを書いてくれればいいのに。

それじゃあ売れないよ(笑)
女性のお客さまは少しでも「大変そう」と思ったら、買ってくれないんだから。
特に女性には「パッと悩みが解決する魔法の商品」と思ってもらうことが大事なんだよ。

そういうもんなの?

いろはちゃんが「テレビを見ながら」「1日たった10分で」に釣られて買ったのが何よりの証拠だよ。

何も言い返せない…
でもお客さまに「大変そう」って思わせないコツはあるの?
私も自分の商品をすすめるときに使ってみたい!

「もちろんあるよ!」
なぜ女性には大変さをそのまま伝えない方が良いのか?

なんで女性には、大変なことを正直に伝えないほうがいいんだろう?

女性はダイエットもメイクも家事も…
あっという間に今の不満が解決して理想の状態に戻ることを、無意識的に求めているからなの。

わかる!
「ツラい」「面倒」「ガマン」「苦しい」「時間がかかる」
こういうのって全部嫌だもんね。
「時短」とか「〇〇するだけ」とか、とにかくラクなのが最高(笑)

でしょ?
だから女性は「パッと悩みを解決してくれそう」と思えたり、早く簡単で手間なく安全に…
そんな状態になれるような商品やサービスだけが欲しいんだよ。

なるほどねー。

そんな「魔法みたいにパッと悩みが解決する商品」を見つけたら、欲しくてウズウズしちゃわない?

しちゃう♪

でも現実問題として努力や時間が必要だったり、リスクがあったり、他にも必要なものがたくさんあるって知ると…
女性は急激に気持ちが冷めやすいの。

あー。わかるなぁ。
一気に気持ちが冷めてくよね。

だから「大変さ」をそのままの形で伝えてしまうと、お客さまの気持ちが冷めて、購入してもらえないってわけ。

女心はむずかしいってことね。

そういうこと!
女性も本音では「パッと解決する魔法なんてない」ことを知っている

いろはちゃんも「パッと今の不満を解決できる魔法みたいな商品やサービスがあればいいな」と思ったりはするけど…
そんなものは、ほぼ存在しないってことはわかるでしょ?

うん。
それでも「ひょっとしたら…」「もしかして…」なんて期待して、ついつい買っちゃうんだよね~。

私も同じだよ(笑)
つまり女性って「夢を買うこと」が好きなんだよね。
だから商品やサービスにも夢を見て、買い物しちゃうところがあるのよ。

そうなのそうなの。

逆に「この商品じゃ夢を見れない」と思われたら、その時点で女性は買うのをやめちゃうんだよ。

なるほどねー。
女性に商品やサービスを買ってもらうには「大変そう」と思わせず、夢を見せ続けたままにしておくことが大事なんだね。
女性には夢の世界だけで充分!現実に引き戻すべきでない3つの理由とは?でも、詳しく教えてくれてたよね。

そういうこと。

でもさー、結局どんな商品やサービスだって、手間やデメリットがあるじゃない?
どうやったらお客さまに「大変そう」「面倒くさそう」と思われずに、買ってもらえるんだろう…

ふふふ。
実は「大変そう」「面倒くさそう」と、思わせないコツがあるのよ。
女性に「大変そう」「面倒くさそう」と思わせず、夢を見せたままにする3つのコツ
コツ1:女性が受け入れやすい表現に変えよう

さっきいろはちゃんが言ったように、どんな商品やサービスにも大変なことやデメリットはあるもの。
だけどね、同じことでも伝え方次第で、受け取る人の印象はずいぶん変わるんだよ。

伝え方?

たとえば言葉のチョイスを変えるだけでも「大変そう」「面倒くさそう」「辛そう」「しんどそう」「リスクがありそう」といったデメリットは、そこまで大きくは感じにくくなるの。
今から5つの例を挙げるから、どれだけ印象が変わるか、実際に感じてみてね。

ほんとだ、全然印象が違う~。
ちょっとネガティブなことも、伝え方を変えるだけでポジティブに受け取れるし、夢も見れちゃうんだね。

でしょ?
だから表現ひとつでも大切なんだよ。
その2:伝えられるメリットや効果は余すことなく伝えよう

「大変そう」と思わせない2つめのコツは…
その商品やサービスのメリットや効果を、余すことなくお客さまに伝えること。

メリットを伝えるなんて当たり前じゃないの?

そうなんだけど、「商品のメリット」という一番プッシュしたい情報にもかかわらず、言い切りを避けた文章を書く人が結構いるの。

言い切りを避けるって?

よくあるのが「〜かもしれません」「だと思います」といった、あいまいな表現のこと。
こういった伝え方をすると、自信がなさそうに見えて売れないの。

あ…私も時々やっちゃってたかも。
でもメリットの裏には手間やデメリットも少しはあるから、指摘や批判をされたらと思うと断言するのが少し怖いんだよね。

それでもお客さまにとってのメリットや良い効果を、自信なさそうに伝える必要はまったくないよ。
正確性も大事かもしれないけど、さっきみたいに表現を変えることで、ウソをつかなくてもポジティブな伝え方はできるからね。

確かに。「~かもしれません」や「だと思います」も、「あなたも〇〇になれるはず!」とかに言いかえたら、ポジティブ感が出てくるよね。

いいね、そんな感じ♪
大変さをそのまま伝えないってのはもちろんだけど…
せっかく伝えられるメリットや良い効果は、全力でポジティブに伝えないともったいないからね。

これからは、商品やサービスの魅力がバッチリ伝わるよう、全力でプッシュするね。
その3: 女性を相手にするときは慎重に伝えよう

最後のコツは…
女性を相手にするときの伝え方には、より一層慎重になること。

どうして?

女性は男性よりも、感性がするどくて直感を大切にするから、伝え方次第で受け取られ方もまったく変わってしまうからだよ。

あー、なるほど。
旦那に「お昼ごはん、そうめん『で』いいよ」って言われて、イラつく奥さんのエピソードを思い出した(笑)

そうそう(笑)
旦那さん的には「~でいいよ」も奥さんへの優しさのつもりなんだけどね。
過去に伝え方が9割という書籍がベストセラーにもなったけど、伝え方は本当に大事で、その後の売れ行きを大きく左右するよ。

なるほどねー。

だから女性のお客さまには、どんな言葉も受け入れやすい形の表現に変えて…
ポジティブな解釈や、前向きにとらえさせてあげることが大事なの。

言葉のチョイス次第で、買ってもらえるか?もらえないか?が、大きく分かれちゃうのね。

そうなの。
同じ商品やサービスでも伝え方ひとつで、印象は変わるからね。
魔法みたいにパッと悩みが解決する商品やサービスと思ってもらう可能性も「大変そう」「面倒くさそう」「リスクがありそう」と思われる可能性もあるのよ。

なるほど。
女性の「欲しい」って気持ちを冷まさないように、表現の仕方を考えなくちゃだね。
女性には夢を見せたもの勝ち!今すぐ受け入れやすい伝え方を意識しよう
- 女性には少しでも「大変そう」と思われたら購入してもらえない
- 女性は苦労なくパッと悩みが解決する、魔法のような商品を「欲しい」と思う
- 魔法のような商品や方法はないとわかりつつも夢を買ってしまう
- 女性に購入してもらうには「大変そう」から「受け入れやすい」伝え方に変える
- 女性に購入してもらうには、メリットや効果を余すことなくポジティブに伝える
- 女性のお客さまには特に伝え方を慎重にしよう

今日もらったアドバイスは、意外と簡単に実践できそう!

同じ女性だから「どう伝えたら心がときめくか」「どういう言い方をしたら欲しいって思えるか」わかりやすいよね。

うん!
とにかく「大変そう」「面倒くさそう」「辛そう」「しんどそう」「リスクがありそう」って思われないよう、今日から受け入れやすい表現や伝え方を意識してみるよ。

ぜひ意識してみて。
それだけで商品やサービスが、もっとキラキラとした魅力的なモノに生まれ変わるよ。