
カタカタ(パソコンを打つ音)…
「みなさんも、そう思いませんか?」っと。よし!

おっ、今日も書いてるね~。

今度案内する商品の記事を書いてるの。
たくさんの人に買ってもらえるといいなぁ~。

じゃあ、いろはちゃんがお客さまの心にズキューンと響く文章が書けるよう、ひとつアドバイスさせて。

うん、お願いお願いっ!

いろはちゃんは、ラブレターってもらったことある?

ふふふ…あるよ、学生時代にね。

おっ!どんなことが書いてあったか覚えてる?

えっと「いろはちゃんの笑顔とか仕草が可愛い」とか。
「文化祭のあとから、ずっと気になってた」みたいなことを書いてたような…

青春だねっ。
でも、そのラブレターがもし、クラスの女子なら誰でも当てはまりそうな万人向けのものだったらどう思う?

えっ!?それはショック…

だよね。
つまり万人向けの文章では、人の心は動かせないの。
インターネット上の文章もラブレターと同じ。
誰か1人に向けて書いたものじゃないと、心は動かせないよ。

ラブレターはわかるけど、セールス記事でもそうなの?

その理由、詳しく説明していくね。
なぜ1人に向けた文章を書くべきなのか?

1人だけに向けた文章を書いちゃったら…
それに当てはまらない多くの人が、見向きもしてくれなくなっちゃうんじゃない?

そう思うのも無理ないよね。
みんなに向けたメッセージのほうが、たくさんの人に伝わりそうって。

うん。思う。

でもね!
例えば、学生時代に校長先生が朝礼で話してたことって覚えてる?

ん~、何かいつも話長かったなーって記憶しかないかな…
少なくとも、心に残ってる話はないね。

そう、一生懸命話してくれてるし、話が下手なわけでもないのに…
心に響かず印象はぼんやりしかないんだよね。
これって、なぜだか分かる?

話が長いから?

それはあるかも(笑)
…じゃなくて、校長先生がしてくれる話は、全校生徒に向けてのメッセージだからなんだよね。
だから、一人ひとりの心には刺さらないの

ふむふむ。

じゃあ今度は、結婚式で新婦が泣きながら読む「お母さんへの感謝の手紙」。
あれって、自分あてじゃないのに泣けない?

あれはヤバいね。
勝手に感情移入して、ボロボロ涙が止まらなくなっちゃう。
仲の良い友達の結婚式では、過去の苦労も知ってたりするから、さらに号泣ものよ。

だよね。
それは「お母さん」という、たった1人にあてたメッセージだからなんだよ。
つまり、たった1人に向けた文章は、向けられた本人以外の心も動かす力があるの。

なるほど~。

1人に向けて書いた文章は、お母さんへの手紙のように…
メッセージ性が強くて感情移入しやすいから、読んでもらえるの。
だから直接心に響くし、商品も売れやすくなるってわけ。

逆に大勢に向けて書いた文章だと…
校長先生の話のようにぼんやりとしか伝わらず、心が動かされないから売れないのね。

そういうこと。
しかも1人に向けた文章なら、次の図みたいに具体的なことも書けるでしょ?

おぉ、すごく具体的なことが書けそう。

たくさんの人に向けた文章だと、どうしても…
「みなさんの悩みを解決できます」みたいに、ふわっとしたことしか言えないからね。

それは間違いないねー。

しかも1人だけに向けた文章はメッセージ性が強いこともあって、次の図のようにメリットだらけなの。

すごく納得できた。

印象も全然違うでしょ?
だから「1人に向けて文章を書こうね」って話なの。

うん。
これからは、万人向けじゃなく1人に向けて書くように意識してみる。
ラブレターみたいな文章と対面接客はほぼ同じ?

なんかさぁ〜
たった1人に向けて書く文章と、お店での1対1の接客って似てるよね。

文章を読んでいるときって基本的に1人で、結果的に1対1の関係になってる…
ってことを考えると似てるかもね。

たった1人に向けた文章と、対面接客の最大の違いって何?

相手が目の前にいるかどうかだね。
リアルな対面接客ではお客様の顔が見えるけど、ネット上では見れないからね。

画面の向こう側には何があって誰がいる?でも話があったけど、相手が目の前にいるかどうかって、結構大きな違いだよねー

そうだね。
対面なら、お客さまの年代や性別に合わせて、話し方やたとえ話。
説明も変えれるけど、ネット上だとそうはいかないからね。

やっぱり相手の顔が見れる分、対面のほうが心を動かすには有利なんだね。

そうだね。
だからこそオンラインでの文章は、テンプレメールや役所からの手紙みたいなのじゃなく…
1人に向けたラブレターみたいな文章を書こうね。
そうすれば伝えたいことがブレずに、相手に伝わるし心にも響くから。

さっきまで書いていた記事。
今すぐ、たった1人に向けた文章に変えなくちゃ。
1人に向けた文章だとお客様が減る?心配無用です

最後に1つ確認してもいい?

もちろんよ。

たった1人に向けた文章が人の心を動かせることは、よ~く理解できたの。
でもそういう文章って「お客さまが減るんじゃない?」って心配があるんだけど、実際どうなの?

心配になる気持ちはすごくわかるよ。
1人に向けた文章は「ターゲットがせまくなるんじゃないの?」「お客さまが減って売上が下がるんじゃないの?」って感じちゃうよね。

そう…

でも大丈夫!ここは私を信じて、ど〜んとついてきて。
すでに伝えたけど、1人に向けた文章はメッセージ性が強くなるから…
大勢に向けて書いた文章よりも、心が動かされやすいの。

うんうん。

結婚式のお母さんへの手紙や、ラブレターがまさに代表例で…
メッセージ性の強い言葉や文章は、自分のことでなくても、その状況に自分を置きかえて受け取れるでしょ?

たしかにドラマとかでも、告白やラブレターのシーンはドキドキするし…
結婚式の手紙は、新婦側の気持ちにも、お母さん側の気持ちにも感情移入できちゃう。

人は誰もが、自分中心の世界に生きているし、
特に女性はイメージ上手だから、何でも「自分」のことに置きかえて感情移入したり、共感できちゃうの。

わかる。

だから、たとえ1人に向けた文章であっても、結果的には多くの人の心を動かせるのよ。

おおっ、点と点が線でつながった気分!
スッキリした~。

よかった。
じゃあ、最後にたった1人に向けたメッセージを書くための、簡単なコツを教えるね。

あっ、知りたい!

コツはね…
ターゲットとなる読者さんと、画面越しに対面してる姿をイメージして文章を書くこと。
これだけで自然と、1人に向けたメッセージになるよ。

オッケー!
イメージや感情移入は私も得意だから、すぐにできそう。
たった1人に向けたラブレターのように文章を書こう
- 誰か1人に向けて書いた文章でなければ、人の心は動かせない
- 大勢に向けた文章やスピーチは、ひとりひとりの心には刺さらない
- 1人に向けた文章は、向けられた本人以外の心を動かす力もある
- 1人に向けた文章は、対面で接客しているのと同じ効果がある
- 対面で物を売るには、目の前のお客さまに合わせた言葉選びが必要
- お客さま像がハッキリしていれば、ネット上でも1人のお客様に合わせた文章が書ける
- 1人に向けた文章でも、多くの人からの共感を得て心を動かせる

これまでの私もそうだけど、普通は多くの人に届けたい気持ちがあるから「みなさんは~」って書きがちだよね。
でも1人に向けて書いたほうが売れるし響くなんて、知らなかったよ。

意識してないと、自然と万人向けの文章になっちゃうよね。
でも、1人に向けたラブレターのような文章を書けば…
- メッセージ性が強くなって「伝わる」
- 具体的な説明やたとえ話ができて「心に響く」
- お客様の興味をひく言葉が使えて「読みやすい」
- 圧倒的に心を動かすから「商品も売れやすい」
こんな感じで、いいことづくめだから!

パソコン画面の前には、未来のお客さまがいる…
その人に向けての熱い想いを、ラブレターのようにつづるわ。

ちゃんと1人に向けた文章になっているかどうか不安になったら、いつでもLINEしてね。
お客さまになりきって、熱いラブレターをどしどし受け取りま~す!
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